バーリーマックス(スーパー大麦)ともち麦はどちらも大麦で、食物繊維が豊富な健康食材として人気です。
どちらも似たような特徴を持つ食材ですが・・・バーリーマックスともち麦の違いは何?
ということででバーリーマックスともち麦の栄養成分やカロリー、炊き方など違いを比較してみました。
バーリーマックスともち麦とは?その違いは?
もち麦はもち性の大麦
バーリーマックス(スーパー大麦)はオーストラリアが国民の健康の為に10年の年月を経て開発した新種の大麦
でどちらも大麦です。
両方とも食物繊維が豊富で、健康効果が期待されるスーパーフードなのですが、見た目や栄養成分、食物繊維の量などに違いがあります。
※もち麦についての詳細記事ははこちら、バーリーマックスについてはこちらにまとめています。
バーリーマックスともち麦の見た目の違い
左がもち麦、右がバーリーマックスです。
バーリーマックスともち麦の見た目がかなり違います。
こちらがもち麦
こちらがバーリーマックスです。
色も形も違いますね。もち麦は丸っこくて、バーリーマックスは細長い形状です。
バーリーマックスともち麦の栄養成分比較
バーリーマックスともち麦の栄養成分を比較して食物繊維量やカロリーの違いを比較しました。
バーリーマックスの栄養成分表示
バブルスター株式会社のバーリーマックス栄養成分表示
もち麦の栄養成分表示(はくばくのもち麦の栄養成分表示)
※もち麦の食物繊維のうち、水溶性食物繊維は約9g、不溶性食物繊維は約3.9g
バーリーマックスともち麦の100g当たりの栄養成分を表にしてみました。
栄養成分(100g当たり) | バーリーマックス | もち麦 |
エネルギー(kcal) | 343kcal | 339kcal |
たんぱく質 | 14.9g | 9.5g |
脂質 | 7.8g | 1.6g |
炭水化物
-糖質 -食物繊維 (うち水溶性食物繊維) (うち不溶性食物繊維) |
65.8g
40.9g 24.9g 6.8g 15g |
78.1g
65.2g 12.9g 9g 3.9g |
食塩相当量 | 0.0013g | 0~0.05g |
バーリーマックスともち麦の食物繊維量やカロリー、糖質の違いは?
バーリーマックス100g当たりのカロリーは343kcal、食物繊維量は24.9g、糖質は40.9g
対して
もち麦100g当たりのカロリーは339kcal、食物繊維量は12.5g、糖質は65.2gとなっています。
バーリーマックスともち麦の栄養成分を比較すると
✅バーリーマックス100gともち麦100gのカロリーはあまり変わらない
✅バーリーマックスの食物繊維量はもち麦の約2倍
✅バーリーマックスの方がもち麦に比べて食物繊維が多くて糖質が低い
ということがわかります。
バーリーマックスともち麦の食物繊維
バーリーマックスともち麦はともに不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく含んでいますが、バーリーマックスの方が食物繊維の総量が多く、
もち麦は主にβグルカンが多いのに対して、バーリーマックスはβグルカンやレジスタントサーチ、フラクタンなど複数の食物繊維を多く含んでいます。
バーリーマックスともち麦のたんぱく質や脂質の違いは?
バーリーマックスの100g当たりのたんぱく質量は14.9、脂質は7.8g
もち麦の100g当たりのたんぱく質量は9.5g、脂質1.6g
バーリーマックスの方が高たんぱくで脂質も高くなっています。
バーリーマックスともち麦の栄養成分比較まとめ
バーリーマックスともち麦の食べ方、炊き方や味の違い
バーリーマックスともち麦は炊く、ゆでる、蒸す、などして食べます。
食べ方はどちらも
✅白米に混ぜて炊いて食べる
✅雑炊やリゾット、チャーハンにする
✅ゆでてスープやサラダなどに入れて食べる
✅麻婆豆腐やハンバーグなどおかずに混ぜて食べる
などどちらも色々な食べ方ができ、食べ方のバリエーションは豊富です。
バーリーマックスともち麦の炊き方やゆで方
バーリーマックスの炊き方
お米1合に1合分の水を入れた後、約30gのバーリーマックスを入れてその倍の60mlの水を追加して炊く
白米&バーリーマックス炊きあがりの様子。
もち麦の炊き方
お米1合に1合分の水を入れた後、約40~50gのもち麦を入れてその倍の80~100mlの水を追加して炊く。
もち麦&白米の炊きあがりの様子
バーリーマックスともち麦の炊き方の共通点
✅炊く際に洗わなくてよい
✅バーリーマックスやもち麦の量に対して追加する水の量は1:2
✅基本、浸水時間を取らなくても炊ける(固いと感じる時は浸水時間を取って調整)
バーリーマックスともち麦のゆで方
バーリーマックスともち麦のゆで方はほぼ同じです。
✅洗わなくていい
✅たっぷりの水を入れて15~20分ゆでる
✅茹でた後はざるにあげてしっかり水を切る
バーリーマックスともち麦の大まかなゆで方はほぼ同じですがちょっと違うのは水の量かな・・・と。
どちらもたっぷりの水があるといいですが、バーリーマックスを茹でる際の水の量はバーリーマックス100gに対して400ml程度あればいいようなのですが、もち麦を茹でる場合はもち麦50gに対して1リットルとなっています。
バーリーマックスともち麦の味や食感の違いは?
バーリーマックスももち麦もプチプチした食感、噛みしめると甘みがある、香ばしいのは同じです。どちらもご飯に混ぜるとご飯がおいしくなりご飯がすすんでしまいます。
バーリーマックスともち麦の違いとしては・・・
バーリーマックスの方が固い、殻感がある、プチプチ感が強くて食べ応えがある、
もち麦の方がもちもち感がある、麦の香りが強い気がする、もち麦の方が甘みがある気がする、という点かなと思いました。
まとめ
バーリーマックスともち麦はどちらも食物繊維豊富な大麦、美容や健康に良いスーパーフードと言われている点や食べ方なども共通点が多くて似ています・・・
ですが、栄養成分の構成や食物繊維の量に違いがあり、また食べた感じなども違います。
今回は人気スーパーフード、バーリーマックスともち麦の栄養成分やカロリー、炊き方などを比較して違いをご紹介しました。
参考にしていただければ幸いです♪